こんにちは!リュウノスケです。
今日は、プレイしてみて面白かったインディーゲームを紹介したいと思います!
どんなゲーム?
戦時下の市街地のボロボロになった大きな一軒家で数人のキャラクターが立ち尽くしているところからゲームは始まります。
最初は食料もない、資源もない、ましてや武器もありません。一晩を過ごす家には爆撃によって壁に穴が開いているような状態です。しかも、夜になると食料に困った他の民間人が、我々の居住地に攻め寄り、容赦なく食料を奪っていきます。運が悪いと、キャラクターは怪我してしまうこともあります。
キャラクターは、生き抜くために食料や物資を求め、いろんな場所を探索して食料や医療品、材料や部品・武器を持ち帰ることになります。
そんな過酷な生活の中で、キャラクターは時に人から物資を奪ったり、盗んだりする選択を迫られます。このゲームの面白いところは、キャラクターは英雄の軍人でもサイコパスの殺人鬼でもなく、ただの一般人として描かれているところです。
人を殺めれば武器や食料が手に入るかもしれません。老夫婦の医療品を奪えば自分たちは助かるかもしれませんが、奪われた老夫婦は生き延びることはできません。そのような所業を繰り返せばキャラクターは精神を病んでしまい、やがて何も行動できなくなってしまうでしょう。
できるだけ人と関わらないように生きるのも、できるだけ人助けをしながら生きるのも、略奪者として生きるのも自由です。
いつか戦争が終わり、平穏が訪れるまで、生き延びましょう。
序盤の攻略方法
このゲーム、やってみると分かりますが、かなり高難易度に設定されており、無計画に過ごしているとプレイヤーの一人が死亡したり、出て行ったりしてしまいます。
チュートリアルも特に設けられておらず、何をしたらいいかも説明されず、手探りで進めていくことになります。(ある意味リアルな被災者の体験なのかもしれません)
私がプレイして、気付いたことによってかなり進行が楽になったポイントをいくつか紹介するので、ぜひ試してみてください!
まずは資源を収集し、バールを用意する
ゲームが始まってまずやることは、家の中の資源をくまなく収集することです。
家の中には単純に調べれば資源が手に入る場所のほかに、土砂の山と鍵付きのロッカー・扉があります。
土砂の山は素手で撤去することができますが、鍵付きのロッカー・扉を壊すにはバールか工具が必要になるため、まずはバールを作成しましょう。(工具は一度使うと壊れてしまうので探索用に温存しましょう)
土砂の山の撤去は時間がかかるため、動かすキャラクター以外は土砂の山の撤去に割り振り、その間にクラフトを行いましょう。慣れれば初日の夜を迎える前にほとんどを収集し切れると思います。ベッドの作成を忘れずに!
食料は調理して2日に1回食べよう
2日目になると、各キャラクターのステータスに空腹と表示されていると思います。
食糧が潤沢であればこの状態でお腹を満たしても良いですが、もう一日待ちましょう。
どうやら、このゲームは一晩過ごして朝を迎えるたびに1ランクずつ空腹度合いが進む仕様のようで、以下のように空腹レベルが設定されています。
空腹レベル | 表示ステータス |
0 | 表示なし |
1 | 空腹 |
2 | 空腹 |
3 | とても空腹 |
4 | とても空腹 |
… | … |
未調理の肉・野菜を食べると1レベル、調理した食料・缶詰は2レベル下がりますが、空腹レベル1のときに調理した食料・缶詰を食べても空腹レベルは0になります。
ちなみに、お腹を満たしているかどうかはかなり重要です。かすり傷や体調不良のとき、お腹が満たされていれば寝ていれば回復しますが、空腹だとあまり回復しません。
このため、できるだけ満腹の状態にするために、レベル0とレベル2を行き来するように調理した食事・缶詰を食べるようにしましょう。
2日ごとに食事なので、奇数日に食事するように覚えておくと分かりやすいです。
取引してくれる人が訪ねてきたら、材料を買い占めよう
クラフトを進めていくと気付くと思いますが、このゲームは施設のグレードアップや何かを作る際、大量の材料と木材を必要とします。
大量の材料と木材を必要とするにもかかわらず、探索で1マスで持てる材料の数は4つ、木材に至っては2つしか持てません…。探索では鍵開けのためのバールも必要だし、食料や医療品があれば優先して持ち帰りたいところ。そう考えると、探索で材料と木材の数をそろえるのはかなり困難です。
そこで、2~3日ごとに訪ねてくるブランカという取引を持ちかけてくる人が重要になります。この人から、材料を毎回買い占めるようにしましょう。
大体、一度で35個前後持ってきてくれるので、手持ちのものと交換し切りましょう。医療品・質の良いタバコ・酒関連を高く価値をつけてくれます。
木材もできるだけ交換したいところですが、ゲーム後半の冬将軍が到来しているときは価値が上がってしまうため、ゲーム後半になると数をそろえるのは難しくなります。できるだけ冬将軍到来前に集めましょう。斧をクラフトできるようになると、要らない家具を壊すことで結構な数を集めることができます。
実話が元になっているゲーム
このゲームは実際にあったボスニア・ヘルツェゴビナ紛争のサラエヴォ包囲をモチーフにされています。
ゲームと違って現実はクリック1つで何かを作ることはできないし、食料・医療品が常に足りない状況で明日を生き延びるのは想像を絶する辛さでしょう。
そうした背景からか、終戦を迎えるまで生き延びるのは高い難易度が設定されています。やりごたえのあるゲームなので、ぜひプレイしてみてください!
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